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『クルッポ』で鎌倉のイイコト探しをしてみよう

『クルッポ』で鎌倉のイイコト探しをしてみよう
「まちのコイン」を知っていますか?  
 
「まちのコイン」とは全国1720228月現在)の自治体や企業が利用するデジタル地域通貨システムのひとつで、鎌倉における愛称は『クルッポ』。散歩と鳩をイメージした言葉から、まちの親しみやすさや楽しさが伝わってきます。
 
  1. 「まちのコイン」について
  2. 「まちのコイン」アプリ、入れてみた
  3. 『クルッポ』体験、やってみた
  4. 『クルッポ』誰かにあげてみた
  5. 鎌倉のために自分のために、役立つコイン

 

「まちのコイン」について

鎌倉の「まちのコイン(クルッポ)」は20211月から始まりました。法定通貨ではなくその地域コミュニティだけで使えるポイントのようなもの、現金として使うことや換金はできません。

  

コインを提供するのは、この仕組みに賛同する事業者や、まちの人。「まちのコイン」アプリを通じて提供者と利用者、お互いのコインをやりとりします。

 

 

鎌倉を例にすると、何かのサービスに対しクルッポで支払ったり、どこかへチェックインする時にクルッポをもらったり。街の清掃に参加したお礼にも、クルッポが活用されています。

スマートフォンでコインを渡したり、もらったりしながら、まちの交流が増え、まちを知るきっかけにもなっていく。それが「まちのコイン」の魅力です。

 

「まちのコイン」アプリ、入れてみた

とにかく使ってみなきゃ分からない、ということで、鎌倉好きのユキさんが『クルッポ』を使ってみました。まず「まちのコイン」アプリをダウンロードすると、ゆるいイラストの解説が現れます。

 

難しい説明がないのがいいですね!

 

次は、地域通貨の選択です。秋葉原は『アキコ』、小田原は『おだちん』、各地でちょっと笑える名前をつけているみたい。鎌倉は『クルッポ』をタップ。大仏のアイコンがいい感じです。

 

 

あとはプロフィールに自分のニックネームを入れたら完了。すると、500クルッポがプレゼントされました。

入力は簡単。ニックネームだけで始められました

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(ユキさんチェック)

思いがけないサプライズ〜。こういうの、嬉しくなっちゃいますよね。

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『クルッポ』体験、やってみた

とりあえずクルッポ集めたいな…ってことで、「体験を探す」から、できそうな体験を探してみることにしました。

 

目的に合わせて探すこともできます

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(ユキさんチェック)

ワークショップに参加したり、お掃除手伝ったり、「講演会を聞きに行く」ってのもありますねー。

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体験を探しているうちに、目的の「七里ヶ浜」駅に到着~。「江ノ電に乗ってくれてありがとう!」だって。こちらこそ、いつも安全運転ありがとうございます。

江ノ電ではすべての駅をコンプリートする「スタンプラリー」も

 

はじめてのクルッポ体験は、駅構内の壁に貼ってあるクルッポ用のQRコードを探して、キョロキョロ。宝探しゲームみたいですね。

 

 あ、あったー……、QRコードはポスターにありました。

 

アプリの画面下「読み取る」ボタンをタップしてカメラを起動。改札近くに貼ってあるポスターのQRコードにかざします。

初めて使って、50クルッポをゲット!鎌倉初心者のバッジもらえたー

 

次は海岸沿いのお目当ての店へ。すると、クルッポから一気に連絡が。

 

「ミッションクリア」や「バッジをゲット」など、ゲーム感覚で熱中しそうです

 

アプリ内が、ちょっとしたフィーバー状態です()。あいにく、お店は満席。順番待ちの記名表に名前を書いて、ちょっと外で席待ちです。こんなスキマ時間こそ、次の体験を探す絶好の機会。

気楽に参加できるアンケートなどもありました

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(ユキさんチェック)

あとでやろうと思った体験を改めて確認して、ビックリ。アンケートに答えて1000クルッポだって。クルッポは回答後の承認で貰えるみたいだけど、すごくない?

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席待ちの間にアンケートを答え終えたところで入店できました。食事でしっかりお腹を満たしたら、鶴岡八幡宮の境内にある『鎌倉殿の13人「大河ドラマ館」』へ。

道中の「鎌倉」駅で50クルッポ、大河ドラマ館のチェックインでも50クルッポをゲット。大河ドラマ館では、雨の日には追加で50クルッポ、毎月13日の来館なら130クルッポもらえるそう。

アプリ画面の「マップ」をタップすると、現在地や近隣の利用場所も表示されています。マップを見て休憩先を決めたり、この先の予定を考えたりしているうちに、クルッポは少しづつ貯まっていきます。

そうこうするうちクルッポの残高が「2000」を超えていました。そろそろ集めたクルッポを使ってみたくなりますよね。さぁて、何に使いましょうか。

 

『クルッポ』誰かにあげてみた

クルッポをもらうばかりでは、残高が増えるばかり。あげる体験はないものかとアプリを検索すると、鎌倉駅近くで見つけました!「かまくら駅前蔵書室(カマゾウ)」さんでクルッポと引き換えにお菓子のおすそ分けをしてくれるようです。大河ドラマ館からも歩ける距離なので、行ってみました。

おいしいお菓子と引き換えてみます!

駅の東口からすぐの細〜いビルが目的地。狭い階段を3階まで上ると、そこには……。

ここからは、ぜひ体験してのお楽しみで。ちなみに50クルッポをあげてお菓子をもらう目的は達成できましたよ!

 

鎌倉のために自分のために、役立つコイン

 

「まちのコイン」って本当に使えるの??と思いながら鎌倉を1日歩いてまわった結果、その答えは “使えます、そして結構、ハマります”。普段は行かないお店でも、クルッポをきっかけに行ってみましょう。「閉店前にカレールーが余っていたら1000クルッポでさしあげます」みたいな得する内容も。ゲーム感覚で地場の応援になる地域通貨。これなら気負わず、ちょっとイイコトした気分にもなれますね。

 

クルッポが使えるスポットや体験は日々増えアップデートしています。コースに合わせて巡る「旅のスタンプラリー」も始まりました。鎌倉を訪れる際には、ぜひ使ってみてくださいね。