鎌倉駅東口エリアのお寺・神社 -鶴岡八幡宮・大巧寺・宝戒寺

鶴岡八幡宮
つるがおかはちまんぐう
源頼朝公が崇敬した鎌倉幕府の宗社です。歴史的建造物が境内に点在しています。源氏池の桜や紅葉など四季の風景も魅力です。
源頼朝公の先祖にあたる源頼義が、康平6年(1063)に源氏の氏神として由比ヶ浜辺に勧請したのが始まりです。源頼朝公が鎌倉の町づくりを行う際に現在の地に遷し、武士の守護神として崇敬しました。国の重要文化財の本宮をはじめとする歴史的建造物が点在しています。
\ 必見 /
本宮(上宮)
ほんぐう(じょうぐう)
応神天皇、比売神(ひめがみ)、神功(じんぐう)皇后の三柱の神を祀っています。現在の建物は文政11年(1828)に徳川家斉によって造営されたもので、若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されています。
白旗神社
しらはたじんじゃ
源頼朝公と頼朝の次男で鎌倉幕府3代将軍の実朝公を祀る末社です。北条政子によって正治2年(1200)に創建され、学問成就や必勝祈願にご利益があるといわれています。
舞殿
まいでん
静御前が舞を披露したと伝わる若宮廻廊跡に立ち、下拝殿とも呼ばれ、建久4年(1193)に建てられたものです。毎年4月に行われる鎌倉まつりでは「静の舞」が再現され奉納されます。
流鏑馬神事
やぶさめしんじ
武士の狩装束を身に着けた射手が馬で走りながら弓で的を射る神事。文治3年(1187)に頼朝公が催行したのが始まりです。毎年9月14~16日に行われる例大祭の最終日に奉納されます。
鎌倉時代を彷彿とさせる勇壮な神事です。
基本情報
大巧寺
だいぎょうじ
若宮大路の近くにあり、全国津々浦々から参拝客が訪れます。通称「おんめさま」とよばれる本尊の産女霊伸は、安産の神様として有名です。境内にはハスや梅、ツバキなど季節の花々が咲き、庭園を目当てに訪れる人も多くいます。
基本情報
宝戒寺
ほうかいじ
子育て経読み延命地蔵などを祭る天台宗の寺院で、「萩寺」の異名をもっています。北条氏が滅亡後、一族を弔うため後醍醐天皇の命により建武2年(1335)に建立されたと伝わってます。四季折々の花も見ごたえがあり、2・3月に咲く梅の花は必見です。