大町・材木座エリアのお寺 -光明寺・安養院・安国論寺

光明寺
こうみょうじ
こんな寺社です!
- 高さ20m!鎌倉最大級の山門です。
- 光明寺裏山の展望台からの絶景は必見です。
- 多くの露店が立ち並ぶ十夜法要も楽しみです。
鎌倉幕府4代執権・北条経時が寛元元年(1243)に、浄土宗の高僧である然阿良忠を招いて開山しました。高さ約20mもある鎌倉で最大級の山門や、国の重要文財に指定されている大殿(本堂・2021年12月現在改修工事中)などが浄土宗大本山の風格をたたえます。10月13・14日に行われる十夜法要は露店で賑わいます。
\ 必見 /
山門
さんもん

1階が和風、2階が中国風の珍しい様式の山門は、弘化4年(1847)に造営されました。高さ約20mと鎌倉では最大級です。十夜法要などの際には、普段は非公開の2階に上がれます。
大殿(本堂)
だいでん(ほんどう)

元禄11年(1698)に建立された。幅、奥行きともに約25mで、現存する木造古建築では鎌倉市最大の規模を誇る。阿弥陀三尊を安置している。*2021年12月現在改修工事中
光明寺裏山の展望
こうめいじうらやまのてんぼう

「かながわの景勝50選」に選定された展望台です。空気が澄んでいる日であれば、稲村ヶ崎に江ノ島、富士山までも望めます。特に夕日が美しいです。
記主庭園
きしゅていえん

江戸時代の作庭家・小堀遠州ゆかりの庭園。7・8月にかけて赤、白、など数種類のハスの花が楽しめます。
病魔退散守
700円
光明寺・繁栄稲荷大明神の縁起もの。キツネと薬種袋のお守りです
基本情報
安養院
あんよういん
こんな寺社です!
- 鎌倉の初夏を彩るツツジの名所です。
- 源頼朝の妻北条政子ゆかりの寺です。
嘉禄元年(1225)、北条政子が夫である源頼朝の菩提を弔うため、長谷笹目ヶ谷に創建した長楽寺が前身です。その後、鎌倉幕府滅亡の際に消失したため、大町にあった善導寺を統合して安養院長楽寺となりました。山門のオオムラサキツツジは、鎌倉の初夏の風物詩です。
\ 必見 /
山門
さんもん

オオムラサキツツジは大正期に植樹されました。山門の屋根の四隅にあしらわれた波の飾り瓦にも注目です。
宝篋印塔
ほうきょういんとう

2基の宝篋印塔のうち、大きいほうが善導寺開山の尊観上人の墓(国の重要文化財)、小さいほうが北条政子の墓といわれています。
なす守り
日限地蔵尊絵馬
基本情報
安国論寺
あんこくろんじ
こんな寺社です!
- 日蓮聖人が『立正安国論』を記した寺です。
- 境内の高台に絶景スポットがあります。
鎌倉入りした日蓮聖人が最初に草庵を結んだ場所です。幕府から苛烈な迫害を受けながら、文応元年(1260)に政治・宗教のあるべき姿を示す『立正安国論』を執筆した古刹です。境内には富士山も見える富士見台など、みどころがたくさんあります。
\ 必見 /
祖師堂(本堂)
そしどう(ほんどう)

参道正面には、扁額に「立正安国」と刻まれた本堂があります。周辺に植えられた季節の花も必見です。
富士見台
ふじみだい

本堂の前山にある展望台です。鎌倉の街並みや由比ヶ浜海岸、晴れれば富士山や伊豆半島も望める絶景スポットです。
南面窟
なんめんくつ

暴徒によって草庵を焼討されたとき、日蓮聖人は白猿に導かれこの洞窟に身を隠したといわれています。
御小庵
ごしょうあん

宝形造で銅板葺きの小さな御堂。奥にある御法窟で『立正安国論』が執筆され、そのお姿を刻んだ日蓮聖人の像が祀られています。